井筒Kの、Jazzとレトロとユーモラウス

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チャップリン

気持ちも体調も底辺に居る、同士よ(く、く・ら・い・・・($・・)/~~~)。
25年前、私には家がない時期があった。まあ、ホームレスね。
東中野に住む大学の音楽サークルの先輩(大学時代にギタリストとしてプロデビュー。後にアーサーアンダーセン会計事務所の社長候補まで行った天才肌)に転がりこんでいた。先輩は世界を放浪するのが趣味で、そのせいか布団を持たなかった。寝袋(先輩も私も)で毎晩寝ていたものだ。
その先輩の、想像を絶する汚い部屋には、唯一チャップリンの分厚い本がデ〜ンとおかれていた。チャップリンの映画も一緒に観に行った気がする。
さて、昨日は朝方まで飲んでいたから、今日は目が覚めるなり、続きを楽しんでいる。
そして、「チャップリンの独裁者」を久しぶりに観た。
チャップリン扮する亡命中のユダヤ人の理髪士が、ヒットラー役に似ていることから、間違われて演説をぶつはめになるのだが・・・。
これらは皆チャップリンからのメッセージです。
「人類は助けあいを望んでいる」
「地球には皆の場所がある」
「自由に生きられる」
「スピードは増したが我々は孤独になった」
「知識は人を懐疑的にし 知恵は人を非情にした」
「頭ばかりで心を失った」
「知恵よりも思いやりが必要だ」
「何百万の絶望した人々に」
「人間に死があるかぎり自由は滅びない」
「人生を自由で美しく、すばらしい冒険にしよう」
「若者には未来を老人には保障を」
「科学と進歩が幸福をもたらす世界を支持しよう」
「人間の魂には翼がある」

こうやって大震災を生き延びたわけだし、
人生を自由で美しくすばらしい冒険にする、のが秘訣なんだろなあ。