井筒Kの、Jazzとレトロとユーモラウス

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マカオでは、完敗でした・・・。

マカオでは完敗。って、カジノの結果じゃないすよ。
マカオ、おまけで台北に行ってきました。マカオでは、ジャズ歌手として契約してもらえないか、
カジノホテルに7件、飛び込み営業を掛けたんだけど、「会議に掛けておきます」とか「マネージャーに
渡しておきます」とかの対応。まあ営業した全ホテルから体よく断られたんだと思います。
だいたいにして、現地で情報を集めた限り、ジャズライブはやってませんでしたー。
考えてみたら中国はアメリカの支配を受けたことがないですからね。ジャズはアメリカ文化の象徴。
ただ、米資本のホテルは雰囲気を出すために、ジャズをBGMで掛けてるホテルは多かったです。
マカオ事情に詳しい人に聞いたら、今からは生ジャズの需要も出てくるかもよと仰ってました。
まだまだ、大ホテルの建設ラッシュが続くので、差別化のために大人なホテルに舵を切るホテルも
当然出てくるだろうから、とのこと。
今回営業したのは、
ヴェストウエスタン→グランドラパ・マンダリンオリエンタル→ソフィテル→MGM→ウィン
→マンダリンオリエンタル→ハードロックホテル
個人的に最も趣味に合うのは、グランドラパ。中国とポルトガルを融合した伝統ある建築様式は美術品のよう。
その悠然とした風格は「大人」という言葉がぴったり。バーはロビーの2階にあり、置かれている
グランドピアノは、最近は弾かれることがなくなったと聞いて寂しい想いです。
ところで、自分の経験から見に付けた法則にこんなのがあります。
「商品が悪くなければ、100軒当たれば1軒ヒットする」。ということは、ベトナム1軒(最終結果待ち)、
今回のマカオで7軒ですから、あと92軒当たれば契約が取れるはず!商品が悪くなければね。
戦いは、やっと序章が始まったばかり。でもある程度急ぐ必要があるので、ペースアップしないと
いけませんな。
それからね、新しいミュージッククリップの撮影をしてきました。
曲は大々好きな、It Don’t Mean A Thing。録音は2年前ですが、実は今までで最も気に入っている
音源です。
2年前に浅草ジャズコンテストで11位になったのも、この録音。
ミュージッククリップですが、マカオではハードワークに毎日撮影したので、多くのテイクがあり、
整理してから編集にかけようと思います。ひょっとしたら、待望の(僕が)初の夜中心ミュージックビデオに
なるかもしれないけど、今所有しているカメラの性能では限界があったので、さあ!どうなるか!
動画から抜き出して静止画をお見せします。

追伸
ハードロックホテルに初めて宿泊しましたが、あそこは私のように青春期をロックと一緒に過ごした
人間には良いですな。
カジノへ降りるより、部屋でミュージックビデオを延々見て冷たいワイン空けてる方が楽しかった。
それからね。台北の地下鉄乗ったら、優先席に座る奴だれもいない。東京の都会人はあかんね。
台北の人は、日本人より洗練されて文化レベルも高いように感じました。