井筒Kの、Jazzとレトロとユーモラウス

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昨夜から新しいページが始った。

僕のオリジナルスタイルが、やっと着地した。
ボーカルがジャズクラブに出演するにはボーカルの集客能力を必要とする。もっとも、それは僕を含む多くの普通の’身内シャン’の話で、人気と実力を兼ね備えた一部のプロは違うのだが。ま、そんなわけで、集客が苦になってここ3年ほどジャズクラブでやらなかった。だって悪いでしょう。ライブに来てくれるほどの人に、何度も迷惑かけるのはね!なので、ここ2〜3年のライブは、もっぱら一人で路上とか、二人でうどん屋でとか(笑)。
なのですが、55歳ミュージシャンピーク説を有名ベーシストの紅介さんから聞き、え〜そうなの!俺やばいっすよってわけで、今年は久しぶりにジャズクラブでやるんです。少年少女ますます老い易く〜。
言わば、昨夜が復帰1回目ライブというわけでした。
ユーチューブでご覧の通りhttp://www.youtube.com/user/jazzk222、歌うだけでなく、振付というかダンスというか、そんな芸風なので、ジャズクラブで広いステージの店を探していたが、ない。そんな時、灯台もと暗しで、よくセッションに行く中延のボナペティを思いついた。
それにしても、ピアノトリオ以上でやったライブは3年ぶりぐらいだろう。且つ、今回から今年の僕のライブは全て震災チャリティなわけで、空回りしない程度に力を入れたのだが、広さ、音響、メンバー、お客、スタッフという全要素が良く、3年ぶりにやったライブは確実に、3年間の成果は出ていた。その証拠にやたら来場者やスタッフが大勢ほめてくれた。涙ぐんでる人までいたが、あれはきっと僕の苦労がかわいそうになって、だろうなあ。
今まで’いやあ、そのパワーに元気がもらえるわ!’とは良く言われるが、音楽的評価をもらったことはほとんどないからだ(笑え、ない)。
嵐の中を、’愛の消費’で足を運んでくれた友人達に大きな感謝を。店の席はあまりまくっていたので、あなた方がいなければ昨夜のライブは成立しなかったです。そして、チャリティ商品を買うだけでなく出品もしてくれた、画家のマミちゃん、歯医者のザッキー、大学の後輩の尚美、特に心からありがとう。あなた方こそ、昨夜のヒーロー、ヒロインです。
昨年の浅草ジャズコンテストに11位で落ち、意気消沈していたので、今回のライブの音楽的成功は、本当に久しぶりに自信を取り戻させてくれた。
調子にのって、日程を調整し、またボナペティでやらしてもらうとする。
しかし、身内シャンゆえ、また親友たちに来てほしいと乞わねばならない。
身内シャンから脱却するのが、友人を解放することになるのだが。
最後にご報告するのは、チャリティで集まった金額。堂々の11,405円!僕の出演ギャラは一部で多くがオークション収入。数年前にスマトラ震災チャリティライブの際に持てる物出しちゃったんで、今回ですら出品物が厳しかったです。なので、もうチャリティオークションという手は使えないから、目標2万円には、ここからが難題。
最後に、ドラマーの内田修一氏にはスペシャルサンクス!体もでかいが心もでかい、予定していたベースの人から急遽キャンセルをくらった時に、支えになってくれました。寄付もきっぷが良かったです。よ!修ちゃん!