井筒Kの、Jazzとレトロとユーモラウス

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耐え切れず、撮影場所の発表

ロケ場所は「横浜」でしたあ。結局、ゆるーく発表。
横浜は近年他界した伯父の案内で10歳頃に初めて訪れた。
当時、汽船会社に務めてた伯父は港を中心に連れまわしてくれて、
見るもの見るもの格好よく、すっかり僕は横浜が気に入ってしまった。
それ以来、何かあると必ずと言っていいほど横浜に行ったものだ。
デート、家出、誕生日、一人になりたい時、横浜に行った。
そんなわけで、初のミュージッククリップは横浜ロケと決めていた。
神戸がそうであるように、横浜もジャズが熱い港街なのだ。

それでは公開している3枚のカットについて解説しよう。まず1枚目。

このカットは、今回のマキシシングルの顔となるメインビジュアルで、
撮影場所は横浜の大桟橋の突端。
実は新しくなってから初めて行ったのだが、あまりに美しいところでびっくりした。
同行したカメラマンがこんな気の利いたことを言っていた。
「外国から日本に船で初めてやってきて、最初の日本の景色がこの大桟橋界隈だったのなら、
日本はどんなにか美しい国に見えるだろう」って。
確かにそれほど美しい。
きっと高名な建築家のデザインだろうと思って調べたら、予想外だった。
イラン生まれ、スペイン生まれのコンビ作品。
http://www.osanbashi.com/outline/designer.html
入口付近にカフェがあったが、平日の晴れた日なら総ガラス張りの窓からは、
海の向こうに山下公園が見え、それはそれはハッピーな空間だ。
晴れた日の平日、仕事をサボタージュして、ぜひ行きたい場所になった。
ところで写真の向こうに見えるのは、氷川丸
今は係留されたままの引退船だが、こうやって見ると、これまた美しいよねー。
実は、この氷川丸でもロケをした。ワンシーンだけ採用されている。