癌は、祈りと笑いでね。

癌は、祈りと笑いで。
突然、「検査の結果、あなたは癌です」と言われたら、激しく動揺する？
僕の場合は、まさにガ〜ンだった。
検査の前には可能性すら予告されてなかったから、一瞬誰の話か分からなかったぐらい。
というわけで、東京に桜の満開宣言が出た３月のうららかな日、ぼうこう癌の告知を突然受けていた
（翌日はライブで、初めて人前でタップダンスしながら歌った）。
膀胱癌といえば、松田優作とプロゴルファーの杉本英世はそれで死んだ。一方、菅原文太や黒沢年男は、それを克服したようだ。
それにしても、この人たちの共通点は男臭さだ。入院して知り合った２名の膀胱癌患者も男臭い人達だった。なんだか自分も男臭くなれた気がして嬉しくもあるから、男心は複雑である。
脱線するが、入院した病院は市川団十郎も入院してた癌専門病院で、全員が癌患者という未体験の景色。「おたくはどちらの(癌）？」みたいに話が合うのは良い。
思わず「話し会うね〜」と一杯いきたいとこだが、病院ゆえできぬ。
さて本題。皆さん一人一人の祈りの力を、しばらくお借りしたい。
‘私の体から癌が消えるように’、祈ってもらえたら幸いなのだ。
なんで祈りかというと、人の祈りによって病気が治ることは科学的に証明されている、と大学の音楽サークルGEC後輩の草野が言うからだ。言われてみれば、確かにそんな気がする。
効果を出すには、推定２０人ぐらいの祈りは必要らしいのでお願いだ！
２０人ぐらい以上という根拠があるらしいよ。
それでもね、お願いだけじゃ申し訳ないから、お礼にためになる話しもしますよ。
◆果敢な行動なくして成長なし。
時の総理、安倍首相の言葉だ。明日からの４日間に、４０人のアフリカ国代表と個別会談するんだそうだ！
今回の安倍首相ってまるで人が違う。中にエイリアンでも入っているかのようだね。
とっくにトウノタッタ年配の男だって、このように激しく自身を変えることが出来るなんて、新鮮な驚きですよねえ。
是非、ノーベル変身賞を創設して差し上げてほしい。へんし〜ん。
レベルはアリぐらいまで下がるが、私が今あるのも、行動力が唯一の取り柄だったからだと思っている。
行動なくして成長なし。激しく賛同しちゃう。停滞気味で健康なあなたなら、考えずに行動をオススメしたい。
そう！行動力には健康が不可欠だ。
３月に癌告知を受け、人しれず入院し、今週退院したわけだが、悔しい。
手術のダメージは思ってたよりデカい。退院後のこれから一カ月間は、ダンスも歌も禁止。ついでに酒もタバコも女性も禁止と言われた・・。
少しはダンスで鍛えていた体、毎日のように歌って整えていた楽器としてのボディ・コンディション、残念ながらその両方を失いそうだ。それがとても悔しい。
生きるための理由は入院中に考えたので、今では死ぬつもりはない。
遠からず再びステージに立つことも、努力をすればできると思う。
◆癌を撲滅できるのは、笑いの免疫力。
明治のヨーグルト「R-1」を毎日食べているが、癌細胞を攻撃するとかしないとかだから心もとない。ならば、笑いで免疫力ア〜ップとばかりにネットに笑いを求めたら、笑いの動画ポータルサイトを見つけた（下記にリンク）。今では毎晩のように聴きながら寝ている。
この10年、毎晩のようにジャズを聴きながら寝ていたら、聴き込みすぎるのか、この１年ほどは睡眠障害に陥っており毎晩睡眠薬で寝ていた私。その点、落語睡眠に変えたら、眠りにつけるから不思議だー。
古典落語は意外にも笑えないが、‘創作落語’は笑えるね。私が関西出身ゆえか、今のところ桂文枝が一番のお気に入りだが、「立川系に創作落語は豊富にあるよー。」と美容師の尾沼氏が教えてくれた。
折もおり。手始めに、立川らく朝の病院ネタ「寄席外来」でも聞いてみます？
面白いよー。
http://lakugo.seesaa.net/article/361062526.html
◆ブログって文章だけだと味気ないから
入院中に食べた好物のメロンの写真でもどうぞ。箱に入ったマスクメロンじゃないと嫌だ！俺は死ぬかもしれないんだぞ、と弱みにつけ込んで家人を困らせた。幼稚である。

あ、もう一枚。退院するときに撮られた。楽しみを奪われ、退化も予感。ブーたれている。機嫌の悪い中年、困ったものだ。

最後に話は、行動力に戻る。この一カ月何も行動できない、のだ。
それどころか、激しく退化が始まっている。この苛立ちは、笑いに変えるしかない。
笑える話募集中です。あ！祈りもお願い。い・の・り！
それと、膀胱癌の治療法に関してご存知の方は情報をください。
場合によっては今後（来週には運命の判明）、有明病院から別の病院に転院が必要ですが、どこの病院が良いか検討中ですが、よく分からないんです。